2018/04/11
コーヒーの抗がん作用?発がん性リスク?
ご無沙汰しています。
先日コーヒーに関する気になるニュースがありました。コーヒー好きの人なら目にしたかもしれませんが、、コーヒーに発がん性リスクがあり、そのリスクを商品に表示するべきだという米国の裁判の記事です。Forbes Japanさんの記事を下に引用掲載させていただいています。
近年、コーヒーに関する健康効果が立証され論文などが多く発表されています。がん予防にも有効だという研究結果もあります。
しかし同時に、焙煎によって発生するある物質、アクリルアミドが発がん性リスクがある可能性があるのは事実だということです。
ただしこの物質は最近カフェインが少ないと人気のほうじ茶や、あとはフライドポテト、ケーキやクッキーなどの焼き菓子にも含まれています。
さらにかぼちゃやもやし、アスパラガスなどの一部の野菜類を火にかけると、同じ物質が検出されるようです。
つまり様々な食品や飲料にも含まれる物質です。かといってどの程度摂取すれば発がん性リスクがあるのか、がんとの因果関係についてもまだ確実にわかっているわけではないということです。
調べるといろいろな議論がでてきます。しかしカフェインもそうですが、ざっくり言うと、、なんでも摂りすぎると良くないということです。コーヒーに関して言うと一日2、3杯飲むと様々な健康効果があることは実証されています。まったく飲まない人より病気のリスクが低くなります。
ですので、適度に一日数杯のコーヒーを楽しんでいきましょう。
しかし食品などの表示に関して欧米は進んでいますよね。日本ではトランス脂肪酸なども最近になってやっと表示する食品もでてきた程度です。確実に健康被害があるであろうタバコも欧米では日本とは違うショッキングなパッケージですよね。
見習うべきところはどんどん取り入れてほしいものです。
ここからForbesJapanの記事です
--------------
米カリフォルニア州の裁判所は先ごろ、コーヒーの販売業者は発がんリスクに関する警告を表示しなければならないとする判断を下した。訴訟は米国の非営利団体Council for Education and Research on Toxins(CERT)が起こしていた。
CERTは90を超えるコーヒーショップが、発がん性が指摘される化学物質アクリルアミドについて消費者に「明確かつ合理的な警告」を表示してこなかったと主張していた。問題とされるのはコーヒー豆を焙煎する過程で生じる化学物質のアクリルアミドだ。
米国国立がん研究所(NCI)によれば、アクリルアミドは体内でグリシドアミドと呼ばれる物質に変換され、DNAに損傷を与える。すでに多くの人が知っているとおり、この化学物質は高温で加熱したでんぷん質(フライドポテトやトースト)などにも含まれ、米食品医薬品局(FDA)とその他各国の政府当局は国民に対し、その健康リスクを警告している。
だが、コーヒーは主に長期的な相関関係を調べる研究によって、肯定的な結果が数多く示されてきた。そのため近年は、発がん性に関する議論からほぼ外されていた。世界保健機関(WHO)も多くの場合、発がん性のある食品にコーヒー豆を含めていない。
WHOの外部組織、国際がん研究機関(IARC)もまた、「ヒトと動物に関する1000件を超える研究結果について徹底的に見直した結果、コーヒーを飲むことと発がん性の関連性を示す十分な証拠を確認することはできなかった」としている。
「疫学研究の多くによると、コーヒーを飲むこと自体と膵臓がん、女性の乳がん、前立腺がんの発症は関連が確認できていない。一方、肝臓や子宮内膜については発がんリスクが低下するとされている。さらに、その他20以上の種類のがんは、確定的な証拠が得られていない」
ただ、裁判所が問題にしているのは、こうした点ではないと見られている。コーヒーに実際に含まれているアクリルアミドについて、コーヒーを販売する関連企業の側がその含有量を安全なレベルだと証明できないことが、コーヒーそのものの発がんリスクに関する疫学的証拠を無効化してしまうのだ。判決文には、「被告はコーヒーの摂取が健康に有益であることを、証拠の優越によって証明するという立証責任を果たすことができなかった」と記されている。
関連企業の一部はこうした判決を見越して、警告表示を行うことに数か月前に合意している。興味深いのは、今回の判決が今後の販売に影響を及ぼすのか、米国内のその他の州でも同様の動きが見られるようになるのかどうかという点だ。判決を不服とする企業側が、数週間内にも異議を申し立てる可能性もある。全米コーヒー協会はすでに、法的選択肢について検討する方針を明らかにしている。
さらに、消費者が今回の判決を受けて「朝の一杯」をやめることにするのかどうか、あるいは今後もコーヒー飲み続け、健康との関連性を示す証拠を積み増していくのかどうかもまた、興味深いところだ。
-------------------
ここまで引用
引用元 Forbes Japan
https://forbesjapan.com/articles/detail/20453/1/1/1
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先日コーヒーに関する気になるニュースがありました。コーヒー好きの人なら目にしたかもしれませんが、、コーヒーに発がん性リスクがあり、そのリスクを商品に表示するべきだという米国の裁判の記事です。Forbes Japanさんの記事を下に引用掲載させていただいています。
近年、コーヒーに関する健康効果が立証され論文などが多く発表されています。がん予防にも有効だという研究結果もあります。
しかし同時に、焙煎によって発生するある物質、アクリルアミドが発がん性リスクがある可能性があるのは事実だということです。
ただしこの物質は最近カフェインが少ないと人気のほうじ茶や、あとはフライドポテト、ケーキやクッキーなどの焼き菓子にも含まれています。
さらにかぼちゃやもやし、アスパラガスなどの一部の野菜類を火にかけると、同じ物質が検出されるようです。
つまり様々な食品や飲料にも含まれる物質です。かといってどの程度摂取すれば発がん性リスクがあるのか、がんとの因果関係についてもまだ確実にわかっているわけではないということです。
調べるといろいろな議論がでてきます。しかしカフェインもそうですが、ざっくり言うと、、なんでも摂りすぎると良くないということです。コーヒーに関して言うと一日2、3杯飲むと様々な健康効果があることは実証されています。まったく飲まない人より病気のリスクが低くなります。
ですので、適度に一日数杯のコーヒーを楽しんでいきましょう。
しかし食品などの表示に関して欧米は進んでいますよね。日本ではトランス脂肪酸なども最近になってやっと表示する食品もでてきた程度です。確実に健康被害があるであろうタバコも欧米では日本とは違うショッキングなパッケージですよね。
見習うべきところはどんどん取り入れてほしいものです。
ここからForbesJapanの記事です
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米カリフォルニア州の裁判所は先ごろ、コーヒーの販売業者は発がんリスクに関する警告を表示しなければならないとする判断を下した。訴訟は米国の非営利団体Council for Education and Research on Toxins(CERT)が起こしていた。
CERTは90を超えるコーヒーショップが、発がん性が指摘される化学物質アクリルアミドについて消費者に「明確かつ合理的な警告」を表示してこなかったと主張していた。問題とされるのはコーヒー豆を焙煎する過程で生じる化学物質のアクリルアミドだ。
米国国立がん研究所(NCI)によれば、アクリルアミドは体内でグリシドアミドと呼ばれる物質に変換され、DNAに損傷を与える。すでに多くの人が知っているとおり、この化学物質は高温で加熱したでんぷん質(フライドポテトやトースト)などにも含まれ、米食品医薬品局(FDA)とその他各国の政府当局は国民に対し、その健康リスクを警告している。
だが、コーヒーは主に長期的な相関関係を調べる研究によって、肯定的な結果が数多く示されてきた。そのため近年は、発がん性に関する議論からほぼ外されていた。世界保健機関(WHO)も多くの場合、発がん性のある食品にコーヒー豆を含めていない。
WHOの外部組織、国際がん研究機関(IARC)もまた、「ヒトと動物に関する1000件を超える研究結果について徹底的に見直した結果、コーヒーを飲むことと発がん性の関連性を示す十分な証拠を確認することはできなかった」としている。
「疫学研究の多くによると、コーヒーを飲むこと自体と膵臓がん、女性の乳がん、前立腺がんの発症は関連が確認できていない。一方、肝臓や子宮内膜については発がんリスクが低下するとされている。さらに、その他20以上の種類のがんは、確定的な証拠が得られていない」
ただ、裁判所が問題にしているのは、こうした点ではないと見られている。コーヒーに実際に含まれているアクリルアミドについて、コーヒーを販売する関連企業の側がその含有量を安全なレベルだと証明できないことが、コーヒーそのものの発がんリスクに関する疫学的証拠を無効化してしまうのだ。判決文には、「被告はコーヒーの摂取が健康に有益であることを、証拠の優越によって証明するという立証責任を果たすことができなかった」と記されている。
関連企業の一部はこうした判決を見越して、警告表示を行うことに数か月前に合意している。興味深いのは、今回の判決が今後の販売に影響を及ぼすのか、米国内のその他の州でも同様の動きが見られるようになるのかどうかという点だ。判決を不服とする企業側が、数週間内にも異議を申し立てる可能性もある。全米コーヒー協会はすでに、法的選択肢について検討する方針を明らかにしている。
さらに、消費者が今回の判決を受けて「朝の一杯」をやめることにするのかどうか、あるいは今後もコーヒー飲み続け、健康との関連性を示す証拠を積み増していくのかどうかもまた、興味深いところだ。
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ここまで引用
引用元 Forbes Japan
https://forbesjapan.com/articles/detail/20453/1/1/1
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2017/07/30
長生きしたければコーヒーを飲もう?!
本日のYahoo!ニュースに毎日新聞の記事が掲載されていました。
1日2~3杯のコーヒーの摂取で、死亡率が18%減少するという調査論文が
アメリカで公表されたそうです。
なんとカフェインレスコーヒーでも同じ効果があることも発表されました。
コーヒーといえばカフェインというイメージですが、
最近はクロロゲン酸などの抗酸化作用を持つ成分にも健康効果があると注目され、
がんや慢性疾患などの予防に重要な役割を持っていることがわかってきています。
<医療>長生きしたければコーヒーを飲もう?!

(参考) 毎日新聞記事 7月30日
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最近はクロロゲン酸などの抗酸化作用を持つ成分にも健康効果があると注目され、
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2017/07/06
スペシャルティコーヒーカッパー試験に合格
かなり前の話で忘れておりましたが、
スペシャルティコーヒーカッパーの資格試験に合格しました。
※コーヒーの品質やグレードの検査を正確にできるかどうかの実技試験です。
なんと100点満点!!
普段からスペシャルティコーヒーのカッピングテストをしているので
味覚には自信はありましたが、
かなり迷ったサンプル豆もあった中、正確に判定できていてよかったです。
これからも良い豆、お届けします。

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2017/04/01
SCAJカッピング試験受けてきました
先日、日本スペシャルティコーヒー協会のカッピング試験に参加してきました。
カッピングというのはコーヒーを適正に評価するための手法の一つで、
良い品質のコーヒーを提供するためには欠かせない技術です。
試験はたくさんのコーヒーをブラインドカッピングで検査し、正しく評価できれば合格します。
結果はまだですが、、品質の良いコーヒーは風味が全く違いました。
スペシャルティとコマーシャルでは全くの別物です。
試験でのカッピングを通してあらためてスペシャルティコーヒーのおいしさを実感してきました。

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2017/02/28
人生とコーヒー観が変わる瞬間
マウントケニア山麓のコーヒー農園を実際に見てきました。

写真は紅茶でも有名なNyeri地区の農園。
マウントケニアの麓、肥沃な赤い土のコーヒーファームです。
高度2100m付近。
当店で扱っているケニア キリニャガAAの産地にとても近く、
コーヒーにとってとてもよい環境が整っていることと農園主の努力がよく理解できます。
百聞は一見にしかず、、
実際の現場を理解し、消費者に伝えることもロースターとして大事な仕事であると実感しています。
農園主のジョンと案内してくれたジョシュアに感謝。
#coffee #plantation #kenya #kirinyaga #コーヒー #高槻 #大阪 #高槻カフェ #大阪カフェ #高槻コーヒー #大阪コーヒー #fifteencoffeeroasters
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プロフィール
Author:FIFTEEN COFFEE
大阪 高槻市のスペシャルティコーヒー豆専門店です。世界各国から取り寄せた最高品質のコーヒー豆をコツコツとお店で焙煎販売しています。取扱いはコーヒー豆のみ。日々真面目にコーヒーに向き合っています。よろしくお願いいたします。